12月に入り、街中がキラキラと輝きはじめる季節。
おうちの中でも、子どもと一緒にクリスマス気分を楽しみたいですよね。
今回は、4歳以上のお子さまにぴったりのクリスマス絵本を3冊 まとめて紹介します。
ただ、一口に「4歳」と言っても、子どもの理解度はそれぞれ違いますよね。
そこで今回は、文章量の少ない順 に並べてみました。
しかけえほん クリスマスって なあに
ミッフィーの作者として知られるディック・ブルーナによる仕掛け絵本。
シンプルな仕掛けと優しい言葉で「クリスマス」とは何か、について語っています。
短い絵本なので4歳になる前の子どもでも、読み聞かせすることはできます。
ただ――
そもそもクリスマスとは何ぞや?
そう聞かれると、大人でも説明が難しいですよね。
絵本の中には「ベツレヘムの星」や「東方の三博士」も登場し、
説明すればするほど、ちょっとややこしい…。
でも、この絵本は
クリスマスについて深く知る“入口”になる一冊。
親子の会話も自然と広がります。
チャイコフスキーのくるみ割り人形 (音のでるしかけえほん)
クリスマスといえば、ケーキ!サンタさん!プレゼント!
……いえいえ、まだあります。
オーケストラ好き、バレエ好きにはおなじみの
「くるみ割り人形」!
12月は全国で上演されますが、
小さな子連れで鑑賞するのはなかなか大変ですよね。
そこでこの絵本。
ページごとにボタンを押すと、
- あし笛の踊り
- 花のワルツ
- 金平糖の踊り
など、チャイコフスキーの名曲が流れます。
美しいイラストと音楽の力で、
家にいながら舞台の世界に入りこめる一冊。
音楽が好きな子には、大ヒット間違いなしです!
ちいさな もみのき
マーガレット・ワイズ・ブラウンの名作。
足の悪い少年と、小さなもみの木の交流を描いた物語です。
フレッシュのもみの木をツリーとして飾るという習慣や、
絵本の中に出てくる
クリスマスなしでは、このよは、ただ おおきく、
つめたく、からっぽにみえました。
という言葉から、
日本とは少し違う、欧米のクリスマス文化 が感じられます。
文章量はしっかりめですが、
読み終わったあとに温かい余韻が残り、
クリスマスの意味をふと考えたくなるお話。
飽きずに聞ける年齢になったら、ぜひ読んであげたい一冊です。りがします。
また絵本の中にこんな言葉が出てきます。
クリスマスなしでは、このよは、ただ おおきく、つめたく、
からっぽにみえました。
この感覚って、日本にはちょっとないのではないかと思います。
温かな余韻の残る結末も、子どもと読むのにピッタリで、改めてクリスマスの意味について、ふと考えさせられます。
文章量はしっかりとあるので、飽きずに聞ける年齢になったらオススメの一冊です。
まとめ
4歳以上になると、
- 物語を理解できる
- 仕掛けのワクワクもまだ大好き
という、絵本選びの幅が広がる時期。
お気に入りの一冊を見つけて、
おうちでステキなクリスマス時間を過ごしてくださいね。


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