英語絵本に挑戦したいけれど、いきなり英語だけの世界に飛び込むのはちょっと不安…。
そんな時に便利なのが “日本語版と英語版の両方が出ている絵本” です。
普段は日本語で親しんでいるストーリーを英語で読むことで、内容理解のハードルが下がり、
おうち英語の最初の一歩としてもとても取り入れやすくなります。
今回は、親子に長く愛され続けている定番の中から、
英語でも日本語でも楽しめる3冊 を紹介します。
1. はらぺこあおむし / The Very Hungry Caterpillar
言わずと知れたエリック・カールの世界的ベストセラー。
あおむしの成長とともに、曜日・食べ物・数などの概念も自然に学べる名作です。
英語で読むメリット
- 繰り返し表現が多く、英語のリズムに慣れやすい
- 単語がシンプルで読み聞かせしやすい
- カラフルな絵が英語初心者でも理解しやすい
オススメポイント
はらぺこあおむしのオススメポイントは何といっても歌があること!
『世界中のこどもたちが』や『さよならぼくたちのようちえん』を作った、シンガーソングライターの新沢としひこさんが作曲した曲は、と~っても口ずさみやすいんです。
もともとは日本語の歌ですが、YouTubeで英語Verも聞けます。
聞き比べしてみるのも面白いかも?
2. スイミー / Swimmy
レオ・レオニの代表作。
小さな魚スイミーが仲間と力を合わせる“勇気”と“知恵”の物語は、
国や言語をこえて愛されてきました。
英語で読むメリット
- 簡単な英単語中心で読みやすい
- レオ・レオニ特有の美しい表現を英語で味わえる
- 感情を表すフレーズが多く、語彙の幅が広がる
オススメのポイント
スイミーには海の生き物がたくさん登場します。
マグロ、ウナギ、くらげ…。読み進めるだけで自然と海の世界に引き込まれる魅力があります。
わが家では、この絵本をきっかけに 娘が「くらげ=Jellyfish」 を覚えました。
カラフルで印象的な挿絵とともに英単語が頭に残りやすく、
“英語の入り口”としてもとても優秀な1冊です。
3. じぶんだけのいろ / A Color of His Own
こちらもレオ・レオニの名作。
“自分らしさって何だろう?”と考えさせてくれる、やさしい哲学が詰まった絵本です。
英語で読むメリット
- 文が短く、子どもにも読みやすい
- 色を表す単語が多く、英語学習にも最適
- 絵の美しさとシンプルな英語の相性が良い
オススメのポイント
スイミーにも通じることですが、何と言っても谷川俊太郎氏の訳が素晴らしいと思います。
日本語と英語、どちらで読んでもじんわりと温かい。
娘は、「英語で読んで」とか「今日は日本語で」とリクエストしてくるので、どちらのバージョンも好きなのだと思います。
まとめ
日本語でも英語でも読める絵本は、
親しみやすさと学びやすさが両立した“おうち英語の強い味方”です。
- 物語が分かっているから英語でも迷わない
- 英語⇔日本語の読み比べができる
- 子どもが自然に英語のリズムに慣れられる
まずはこの3冊から、無理のないペースで英語絵本の世界を楽しんでみてください。

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